しぼりだし日記

子育てほぼ終了主婦の思い出しエッセイ漫画

映画ブルーピリオドを観てきました〜ネタバレあり感想

ブルーピリオドの実写版を観て来ました。
長くなっちゃったので興味ない方スルーでお願いします💦

 

 

 


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原作を知らない方の為にざっくり説明すると、絵に全く縁の無かった主人公の高校生がふとしたきっかけで東京芸大を目指すことになる青春ムービーです。原作の漫画の6巻まで。受験のところまでを切り取っています。

 

 

原作のマンガもそうなんですが主人公が都心のちょっと不良っぽいイケメン高校生なんですね。(令和っぽいって書こうかと思ったけど違うのよね、平成?ぽいのかしら。多分自伝的な漫画だから少し前の時代だと思う)

 

主人公の八虎はオールで友達と渋谷のスポーツバーでサッカー観戦し朝方ラーメン食べて帰る感じ。それでいて要領よく学校の成績はトップクラス。

ただそういうこと全てを誘われるままなんとなくタスクとしてこなしていって自分が本当にやりたいことには出会えていないんですよね。
そこで絵と出会って…っていう。


絵の道は大学を出たところで食べていける道が用意されているわけではありません。
あまり裕福ではないから国立大学に行ってねと願う家族には内緒のまま、絵を描くことに八虎はのめり込んでいきます。

 

 

 


漫画と比べるとコンパクトにまとめられていますが大事なシーンはちゃんとほぼ網羅されていて、原作ファンにも納得できるつくりじゃなかったかと思います。

漫画の中の心象風景的なシーンがCGでとってもいい感じに再現されてました。
象徴的な朝の渋谷の青い空を漂うところとか、バスの中で「縁は糸ではなく自分にとっては金属なのでは」っていう閃きを感じたところとか。

 

 


あと、主要キャラの役者さん達がとにかくうまく演じてる‼️✨✨

 

ゆかちゃん(鮎川龍二)役の高橋文哉くんなんかはビジュ的には原作のかわいいタイプじゃないので違うって声もありそうなんですけど、ゆかちゃんの本質はそのままで私には違和感がなかったです。

(なんて美しかったの‼️✨✨ あ、つい)

 

あと天才ライバル役の世田介くん役の板垣李光人くん😆

 

彼だとビジュきれい過ぎじゃないかと思ってたのですが(ゆかちゃん役のほうがピンときたかもね)、動いているところはまんま世田介で笑っちゃった‼️
才能あるんだけど人としてダメだろ❓️その性格、なところとか。
嫌なやつなんだけど、どこかかわいくて憎めない。


うん。あれは世田介。
すごく合ってた❤️


原作よりキュートさ増量ですごく良かった。



原作同様八虎とゆかちゃん、民宿で全裸でスケッチするシーンあるのですが、見事な脱ぎっぷりでした。

私人生のどこの時点でも、脚もお尻も髙橋くんより美しかったこと一度たりともないです(´ཀ`)神々しい足でしたよ❓


ゴードンくんのお尻もプリジャートン家の公爵のお尻くらい美尻でした✨✨

(まあちょっと帰宅部八虎にしては美尻過ぎたけど)

 

あら尻話で脱線してるわ(。-_-。)

 

 


八虎の眞栄田郷敦くんもよくよく見るとオメメでかすぎガタイ良過ぎで、本当はひょろっとでちょっと爬虫類系?切れ長眼の八虎とは似ていないはずだけど、冒頭からもう雰囲気が八虎で。

まあ、ゴードンくんはゴールデンカムイのスナイパー尾形でも、なんだ😳この子すごいな、と思っていたので(本質捕まえるの上手いと思うの)今回も期待通りだったのですが、例えば森先輩役の桜田ひよりさん✨✨


正直森先輩って漫画のビジュそんなにパッと思い出せないんですが💦(絵の印象強くて)、桜田さんの演じてる森先輩は漫画の中そのままの空気感でした。
ふわっと柔らかいのに凛としているというか。

そんであんなにかわいい子持ってきて恋愛ものじゃないっていう。(笑)

 

 

 

ビジュ的にもパーフェクトだと思ったのが、予備校講師役の江口のりこさん❗️
漫画から出てきたか😳、くらい似てました。

 



美術部の顧問の先生が薬師丸ひろ子さんで、だいぶ原作より雰囲気が柔らかくなっていたんですが、八虎を揺さぶる名言を呟くポジションなので適役だった気がします。

 

 

佐伯先生の名言

 

「好きなことは趣味でいい」これは大人の発想だと思いますよ

 

好きなことをする努力家はね 最強なんですよ

 

 

これ、名言なんですけどね。映画館出た途端に友達と 受験期の子供がこれ観て

 

 

なんだかよくわかんないものに逃避されたら泣いちゃうよね〜

 

と親目線で語り合いました😅

 

多分感情移入誰になるかで感想変わります。

あっちこっち忙しい人もいるかもしれない。(笑)

 

 

 


私原作の漫画は好きなんだけど、読むとけっこうメンタルの消耗半端なくって、今回映画観に行くのに躊躇いがあったのです。

ルックバックなんかも感動とダメージ両方きそうで怖くてまだ観にいけてない。チキンか。(笑)

 


でも八虎がじたばたともがく辺りもコンパクトにまとめられていたせいか、原作よりはズドンと下っ腹に打ち込まれる感覚はなくジャブくらいの痛さだったかな。


デッサンの初講評で自分が井の中の蛙と知るところとか、よたすけ野郎の手榴弾みたいな暴言投げ込みとか、原作読んでるとのたうつ辛さだったんですよ😵

 

この感覚が他の人にもハマるかと言ったらそれはどうだろう、とは思います。

 

 

 

 

 

青春時代に捧げるものを確定できて、なりふりかまわず頑張ったなっていう人って1%もいるのかな、と思います。

私くらいの世代だと、私のようになんでもう少しあそこで頑張らなかったのかな、と切ない気持ちになる人のほうが多いんじゃないのかな、これ。
もうそういう自罰的な気持ちも忘れちゃって青春ってこうだよね、っていうほろ苦いけど懐かしい、みたいな感傷だけが残るのかもしれないですが。

 

私がつい泣けてしまったところは、やんちゃ仲間の一番いかつい子に久しぶりに呼び出されて、お前の頑張りをみていて俺もやりたいことと向き合うことにしたんだってパティシエの専門学校に入ると報告をされるところ。
高校生の頃っていかつい子がいってたみたいに一生懸命に何かに打ち込むっていうことがもうみっともなく思えて、適当にふわっとしていたかったんですよね。それがかっこいいと勘違いしていた気がします。

青春はがむしゃらでださくって良いのにね。
それが本当は愛おしくかっこいいのに。


なんか映画の感想からそれて愚痴になっちゃった💦

 

 


でも青春真っ只中の人も遠い昔の人も、ゆさゆさされちゃう映画だったと思うのです。

青春成分注入したい方にはお勧めしたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公爵の美尻を語ってる記事

 

erieringi.hatenablog.com

 

ポチッとすると良いことが❗️(私だけに)

 

 

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