ゴールデンカムイ観た日に実はもう一本観ていました。
このマンガが原作の映画です。
ゴールデンカムイより読んでる人少ないマンガだと思うので(うちの読者さんの中でね)あらすじ説明しときます。
中学校合唱部の部長の男の子が歌が上手くなりたいヤクザに教えてくれってカラオケボックスに連れていかれて、恐怖を感じながらも徐々に慣れていって友情みたいなものも芽生え…、という話です。基本ギャグ作家さんの漫画が原作の映画なので、クスッと笑える仕上がりです。
マンガはよりおすすめなのこっちなんですが。
ここ5年以内の読んだマンガで笑いが一番ツボだったやつ。
で、観た感想。
すっごく面白かった😊うん。
でも、ここまでハートウォームだった😳?
ここまでBLだった🫠?とびっくりしてマンガ読み直そうと思った私です。
そのどちらにも安易に振ってないのが和山さんらしさって思っていたので。
新刊のほう(ファミレス行こ)がラストで「え?」みたいなことになってたんですよね。
それが私前の巻で全然そんな(BL)気配を感じてなかったので唐突感すごかったんです。
この映画からなら新刊に繋がる。
そういうこと?映画に原作が合わせてきたの?とすら思ってしまった。
読みなおしたら私が勝手に友情だと頑なに思っていただけで元々BL流れなの?となんだかわからなくなりました😵💫。誰か正解教えて💦
私にはその手前くらいの心地好さがあったんですよ。そう思いたかっただけなのかな?私が。
まあ、作者がそういうつもりで描いてて私が全くくみ取ってなかったのならそれで良いんです。すみません。
私は年齢も世界も越えた友情話みたいな捉え方でした。
マンガ読まないで観にいくのは全然問題ないです。ちゃんと完結してるし充分おかしいと思う。
綾野さんの微笑みながら裏声で紅は一見の価値あります。
あと仲間のカラオケの指導も頼むと狂児(綾野さんの役のヤクザの若頭)にヤクザでいっぱいの部屋に連れていかれるんですが、そこの一刀両断シーンも。
あれは映像化ならでは。マンガよりかなりおかしくなってます🤭
音楽ネタのって音が聞けないので、あぁ、こういう感じって納得できるんですよね。合唱部の合唱もきれいだった✨。
マンガの独特な空気感はあるんじゃないかなぁ。
原作マンガと違うところ
主人公がちょっとかわいくって繊細過ぎる気が。もう少し中学生でもクールで感情外に出づらい子かと思ってたので。
かわいいから車の中で切断指を見つけるところやカラオケで土下座してヤクザに謝るシーンが、かわいそうに見えちゃって💦
あそこギャグだからかわいそうが勝ったらダメでしょう😰
まあ私がおばさんだからかわいそうに感じただけかもしれないけど。
狂児は明るさ(というかいい加減そうなノー天気さ?)が少しダウンして怖さと凄みが増してたかな。優しさもちょっとプラス❓
ハートウォーム要素強めにして最後ちょっといい話にまとめていたのは映画だし良かった気がします。ただそのハートウォーム感が和山ワールドか?という違和感に繋がるので。
賛否わかれるとしたらそこじゃないかな。
聡実くんの心のぼやきが細かくおかしいマンガなので(自分へのソフトツッコミというか)そこがなくなっていたのは勿体なかったかなぁ。映像なんだし、なるべくそこで説明させたかったんでしょうけど、声入れても良かった気がします。
多分そこが入ってないから状況に流されているかわいそうな中学生風に見えちゃったのかな、と。けっこうギャッって状況でも自分を客観視できるのが聡実くんという気がしていたので。
薬中男にばったりあった時に、このタイミングで会ってしまう自分の引きの悪さよ、みたいな反応とかね。
後輩の子が清廉過ぎるめんどくせぇタイプに変えられていたのは、いかにも中学生な感じで良かった🤭。あ~ぁって感じで( ̄▽ ̄;)
フォローする副部長もかわいくって。
あの子かわいい😍今後期待🩷
単体の映画としては良い。すごく上手くまとめていじって深めてきています。
紅の英語訳始まった時は(ハートウォームエンドへの序章始まったのか(-_-))、とちょっと思ってしまった私は性格わるいんでしょうか…。
でも最後の紅の合唱良かったわ〜✨
原作のコアなファンには良い話風味が原作より強めなのが多少の違和感有り、といったところじゃないですかね。ゴールデンカムイほどのハマりじゃなかったけど、サブスクにきたらまた観ると思います😊
楽しくわらってほっこりしたい方にはおすすめ映画です☺️。
原作ほっこりが売りじゃないけどね‼️( ´ ▽ ` )
ごめん、このシーンの綾野さん、ちゃんと妙な笑顔で歌ってたから
そこを汲んで妙な顔に描いた。
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